会社を退職するときは色々な準備が必要になってきます。
退職するのは精神的に大きな決断ですし疲れてしまうのは分かるのですが、会社を退職するときにはやっておかなくてはいけないことがたくさんあります。
特に整備士はクルマ雑誌や、パーツ、工具など、自分の家から持ってきたものや、工場に置かせてもらっているものがいっぱいあると思います。
いきなりの退社で準備不足だとこれらを持ち帰るのにも大変ですし、人間関係なども退社時には大切になってくるので焦ってしまってはいけません。
焦らないためにも退職や転職のタイミングを見極めることが大切ですが、それ以上に退職までにやっておくべきことを知っていると焦らず退職することが出来ます。
今回の記事ではそんな退職時にやっておくべき内容について話を進めていきたいと思います!!
退職と同時に進めておくべき転職活動
退職と同じでキャリアを考えていく上で大切なのが転職です。
会社を辞めるということは次の会社に入社することを指すので、転職先を見つけるのはとても大切なことです。
その転職先を見つける時期が問題なのですが、転職活動は退職前(在職中)に進めていくのがオススメです。
もちろん退職後に転職活動を行ってもいいのですが、在職中に転職活動を行うことで中々次が決まらないというリスク避ける事ができます。
また在職期間中に転職活動をすることのメリットはもう一つあって、それは履歴書に空欄が出来ないことです。
転職活動や就職活動でよく言われることですが、履歴書に空欄の空きがあるとやる気の面で疑われたり、またすぐ辞めてしまうのではないか?というふうに見る企業があるため在籍期間中に転職活動をするのはオススメなのです。
退職するまでにやっておくべき準備や手続き
退職するまでにやっておくべき準備や手続きはいくつかあるため、最後の日になって慌ただしくなることもよくあります。
そうならないためにも退職するまでにやっておくべき準備や手続きをしる必要があるのです。
退職するまでにやっておくべきなのは
- 有給の処理
- 工具や荷物の整理
- 各種保険の切り替え
- 仕事の引き継ぎ
この4つです。
有給の処理
有給は働く人の権利なので、退職時に残っているのであれば全て使うようにしましょう。
全て使えるように最終出勤日と退職日の調整が必要になってきますが、会社によっては買取りの制度もあるので、それを活用してみても良いかもしれません。
工具や荷物の整理
工具やパーツなどの荷物を沢山抱えている事が多い整備士は、最終出勤日ギリギリまで放置しておくと大変です。
自分の車のパーツや使えそうで取っておいたものは最終出勤日に合わせて少しずつ持って帰るといいでしょう。
また工具はギリギリまで使うので、どうしても最後にまとめて!みたいになりやすいですが、SSTなどの特殊工具は持って帰ると後々楽です。
さらにディーラー勤めの整備士なんかだと、会社から支給されている工具もあると思うので、それらは別の所に分けるor早めに返すなどして漏れが無いようにするのがいいと思います。
各種保険の切り替え
各種保険の切り替えはどの企業を退職する時でも必要なことです。
健康保険や会社で入っている団体保険など、どれがそのままでどれを切り替えるのか?をまとめて置くとスムーズに進みます。
また転職先が決まっているのであれば、人事の人に聞くなどして、今の会社と次の会社で保険をどうすればいいかを聞いておくのも手だと思います。
さらに整備士は会社の団体割引で自動車保険に入っている事が多いため、給料天引きを無くしたり団体から離れた時の保険料など確認しておきましょう。
仕事の引き継ぎ
仕事の引き継ぎもどの企業を退職する時でも必要になってきます。
自分が抱えてる仕事だけを引き継ぐのではなく、そのまわりの事や注意点なども合わせて最終出勤日に向けて伝えていくと良いと思います。
また自分が役職持ちであるのなら、役職の仕事と自分の仕事を上手く分けて引き継ぐと、引き継ぐ側が分かりやすくトラブルを避けることが出来ます。
急な退職になるとこの仕事の引き継ぎが出来なくてトラブルになりかねないので、余裕を持って退職を伝えるのがポイントです。
まとめ
今回は整備士が退職する時にやっておくべき内容について話をしました。
整備士が退職する時には
- 有給の処理
- 工具や荷物の整理
- 各種保険の切り替え
- 仕事の引き継ぎ
この4つをやっておくのがいいです。
また一気に進めるのではなく、最終出勤日に合わせて徐々に進めていくのがいいと思います。
これに合わせて同時に転職活動を行う必要もあるので、転職サイトや転職エージェントを上手く使って、トラブルなく退職も転職も進めていきましょう!