整備士のストレス

自動車整備士の残業は多い?残業代や残業時間は?ディーラーと民間の違いも解説!

自動車整備士という職業で気になるのが「残業」ですよね。

実際整備士は「残業で稼ぐ」というような風潮が強く、基本給が安いため残業をして給料を稼いでいる人が多いです。

とはいえ整備士と残業は切っても切れないもので「稼ぎたい・稼ぎたくない」に関わらず、ディーラーに就職しても、民間整備工場に就職しても残業することになります。

残業時間は一日1~2時間ぐらいが多く、月に30~40時間程度の残業で月の給料が5万円くらい残業代で増えます。

ただ繁忙期(1月~3月)のときは、忙しいため一時的に残業時間や残業代が増えます。

というわけで今回の記事では整備士の残業についてさらに詳しく解説していきたいと思います!

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整備士の就業時間

整備士の就業時間は多くの場合8時間労働です。

一時間休憩を入れたカウントになるので実際には、

  • 9:00~18:00
  • 10:00~19:00

となる場合が多いです。

これはディーラーや民間整備工場など働く場所によって定時や開始の時間は変わってくると思いますが、通常就業時間は休憩を除く8時間に設定されています。

自動車整備士の残業時間

整備士の残業時間は1時間~2時間であることが多いです。

役職が絡んで来たり繁忙期が絡んでくるとまた変わってくるのですが、それ以外の条件で残業をするとなると1時間~2時間程度の残業時間となります。

定時が終わった18時や19時から休憩を挟んでからの残業が一般的で、お店の閉店時間や営業の終了時間に合わせて整備士の残業が終わる場合がほとんどです。

時間だけ見ると残業時間はそこまで長くないと思われますが、整備士はほぼ毎日残業があるので続けて行くと結構キツいです。

ずっとこの生活をしていると残業終了時刻が定時と感じるようになってくるので、感覚が変になってしまうので注意が必要です。

また少し触れましたが、整備士が一番忙しい繁忙期の残業時間これ以上です。

あまりにも車検台数が増えてさばききれなくなってしまうと、最悪の場合12時を過ぎることもあります。(今の時代はあまり無い)

さらにそれ以外ですと、就業時間中や残業時間中にミスをしてしまい翌日に持ち越せないときは、残業時間が大幅に増えることもあるので残業時間には多少の変動があります。

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自動車整備士の残業代

ディーラーでも民間でも関わらず、今の企業の殆どは残業代が満額でます。

整備士は「残業をして稼ぐ」みたいなところもあり、基本給が少ないので残業して給料を増やすのが一般的です。

残業代は一日1時間~2時間の残業で月に5万円くらいもらえます。

これも会社によって基本給の変動があるため確定ではないのですが、普通の基本給を時給換算して、その時給に+25%の残業代が割増になるので多くの場合このくらいもらえます。

ですがいくら残業しても元の基本給が少ないため、給料は他の職業と比べても低めの傾向があります。

それが理由で整備士からの転職を考える人も多数います。

特に若い20代は給料が全然上がっていないので特に安いため、転職する人が多いのです。

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ディーラーと民間整備工場の残業時間の違い

ここまで残業時間や残業代について話して来ましたが、ディーラーの残業と民間整備工場の残業時間にに違いがあるのか気になりますよね。

結論から言うと、ほとんど残業時間は変わりません。

というのもこれは世間の時代の流れで、昔はどちらも残業が多かったです。

特にディーラーはネームバリューもあるため、民間整備工場より多く仕事が入ってくるので残業は多い傾向にありました。

その名残で今でも「ディーラーは残業が多い」と言われています。

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またディーラーにもメーカー直営店とディーラー加盟店が存在していて、親会社が違うと会社の方針も違います。

そのため差は出てきてしまうのですが、今の時代コンピューターの履歴などで時間が分かってしまい、使用できる時間が制御されていることが多いので、直営店でも加盟店でも同じ残業時間です。

民間整備工場とディーラーも同じで、細かい会社の方針や残業の管理方法は違えど、残業時間は同じなのでその点は気にする必要ないです。

自動車整備士の残業が嫌な場合はどうする?

整備士をしている人のなかで、残業が嫌いな方も多くいると思います。

切っても切れない関係性である残業ですが、会社に依存しない働き方をすることによって改善することが可能です。

というのも最近では「フリーランス整備士」という働き方に注目が集まっていて、フリーランスの整備士となって自分が決めた時間を働く人も多くいます。

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また期間工や派遣社員としてフリーランス的な働き方をすれば、会社に依存せず働くことができ、そこで働いている整備士より「残業が少ない働き方」をすることも可能なのです。

もちろんこれらの働き方は仕事があることが前提条件となって来ますが、今は整備士の数が足りていないところも多く、高給求人も多数存在しています。

高給求人を見つけて期間工や派遣として働くことが出来たら、「残業で稼ぐ」ような整備士の働き方をする必要はないので、残業が嫌いな整備士でも働くことが出来るのです。

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自動車整備士の残業まとめ

今回の記事では整備士の残業について解説してみました。

整備士と残業は切っても切れない関係性でほぼ毎日残業ではありますが、一日1時間から2時間程度の残業で、残業代で給料5万円くらいもらえます。

またディーラーと民間もあまり大差ないので、残業時間について悩むことは無いでしょう。

ですが仕事のキツさや内容などは違いますし、この2つの中でもブラック企業は存在していて、サービス残業などの問題を抱えている企業があるのも事実です。

入社してすぐの退職でも、手に職をつける整備士は転職しやすいのが特徴でもあります。

同業種への転職がしやすいのはもちろん、整備士という職業ではなく他業界や他業種への転職もしやすいのが今の「売り手市場」です。

残業のことで悩んでいるのなら一度転職について考えてみても良いかもしれません。

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