自動車整備士の仕事内容は
- 専門学校で習う分解整備
- DIYで行うカスタムのような仕事
などやりがいのある仕事ばかりではありません。
自動車整備士の仕事内容は主に点検です。
多くの人が就職するディーラーや中古車屋でも自動車整備士の仕事内容といえば、売れた車や車検で入庫した車の点検ばかりです。
一般整備に繋がるものもあるし、車が安全に乗れるかを見るために大切な仕事ですが、どうしても飽きてしまう事ってあると思うのです。
その点検作業や自動車整備士として働く事に飽きてしまった人は、
- 仕事のやり方や視点を変える
- 会社内の違う職種へコンバートする
- 転職をする
この3つの解決策があります。
どうしても自動車整備士に飽きてしまった人は、活躍出来る異業種への転職をおすすめします。
今回の記事ではそんな自動車整備士の仕事に飽きてしまった人の解決法を、更に詳しく解説していきたいと思います!
自動車整備士の仕事のやり方や視点を変える
自動車整備士の仕事に飽きてしまったり、やりがいが感じない人は、一度仕事の視点ややり方を変えてみるとまた違った捉え方になると思います。
- 例えば洗車であれば、今までは慣れてきて「とりあえず終わらそう」と考えていたけど、角度を変えて「どこまで綺麗に仕上げられるか?」を試してみる
- 点検のときは「スピード感を持って作業をする」などを意識していたのなら、次からは悪いところだけでなく「メンテナンスのアドバイスになるポイントを見つける」
などのように日々の仕事の目の付け所を変えてみても良いかもしれません。
自動車整備士は作業スピードや効率がそのまま生産性の向上・利益増加に繋がるため、どうしても作業を素早く終わらせる「効率化」に注目してしまい、それに沿った流れ作業をしてしまうと思います。
ですがある程度仕事の熟練度が上がり、作業効率がアップしてきた段階で急に飽きてしまうことがあります。
既に作業効率は高い状態なので今までのような効率化だけでなく、違う視点や仕事のやり方をしてみると仕事への飽きやつまらなさが解消されると思います。
会社内の違う職種へコンバートする
自動車整備士の仕事内容に飽きてしまったのなら、会社内の違う職種にコンバートして新しい仕事へ挑戦してみるのも一つの手だと思います。
これはキャリアアップにも繋がることですし、仕事の幅も広がることになります。
自動車整備士から
- サービスフロント
- 車販売の営業
などにコンバートするのも良いかもしれません。
フロントや営業へのコンバートはよくあることで、ディーラーなどではそれを経て店長や工場長などの上位の役職につくことが出来ます。
ですがあまりそこに興味を感じない人ならば、本社の仕事である経理や企画などの方へのコンバートを考えてみても良いとも思います。
大切なのは自分の仕事以外の仕事を見ることでの視野の広がりです。
ある程度の自動車整備士スキルを手に入れたのであれば、他の仕事にやりがいを見つけて活躍することは可能だと思います。
また業種コンバートを体験することで、新たな資格が必要だったりと苦労はあるかもしれませんが、給料アップに繋がりモチベーション向上になると思います。
特に社内資格やインセンティブは大幅な給料アップが見込めるはずです。
自動車整備士から転職をする
自動車整備士の仕事に飽きてきたりやりがいを感じない人は、会社を変えてみたり業種自体を変える転職という解決方法もあります。
車が好きで入った業界なのに整備することに楽しみを感じられないのは、会社のシステムや流れに飽きてしまっている場合も多々あります。
仕事を続けていくうちに慣れてきてしまっているのです。
先程の「会社内の別の仕事へコンバートする」方法と似たような考え方になるのですが、転職をして別の会社に入ることで、今までの当たり前が変わったり新しい仕事への楽しさがあるはずです。
自動車整備士の転職先はどこがおすすめ?異業種への転職方法とは?
また同じ自動車整備士としての転職であっても、整備のやり方が違う会社があります。
- ディーラーから中古車屋
- 中古車屋からディーラー
特にこの2つの転職は会社の客層なども違うため、飽きていた自動車整備士の仕事にも新たな変化が生まれると思います。
また転職によって給料の上昇を狙うことが可能です。
自動車整備士から他業界・他業種への転職
自動車整備士に完全に飽きてしまった、つまらなく感じてしまう。という人は整備士という仕事から離れてみても良いかもしれません。
特に整備士という職業は離職率が高く、
- 給料が安い
- 上司と合わない
- 仕事の理想と現実のギャップ
などの理由から転職をする人が多い業界です。
自動車整備士はきついから離職率が高い?辞める人が多い理由とは?
そのため同じ悩みを抱えていたり、仕事に楽しみを感じないのであれば他業界・他業種への転職も解決法としては一つの手です。
全くの未経験で他の業界へ転職することは不安も多く、気をつけなくてはいけないことや注意すべきことなど、沢山あるとは思います。
ですが転職をサポートする会社などが溢れている今では、他の業界であっても比較的簡単に転職をすることが可能です。
多くの人は友達の紹介やハローワークで仕事や求人を探しています。
ですが今では求人を条件別に見れる転職サイトや、入社までの書類や面接対策までサポートしてくれる転職エージェントがあります。
わざわざハローワークに行かずとも転職活動が出来る時代なので、忙しい自動車整備士は転職サポートを使うべきです。
それらをうまく使えば転職をスムーズに進める事ができるので、仕事の悩みの解決法として他業界・他業種への転職は有りだと思うのです。
整備士が他業種・他職種へ転職するなら早い方がいい?転職のタイミングは?
自動車整備士の仕事がきつい・つまらない人【まとめ】
今回の記事では仕事がつまらなくなってしまった整備士や、きつくて飽きてしまった人に向けてそれらの解決法を紹介してきました。
- 仕事のやり方や視点を変える
- 会社内の違う職種へコンバートする
- 転職をする
解決方は3つほどあると思います。
仕事のやり方や視点を変更するのは、今からでも出来る解決法なので、とりあえず日々の点検で試してみるなどするといいと思います。
それに比べて会社内で仕事のコンバートや転職はどうしても時間がかかってしまうし、その分大きな苦労があるので、今すぐ出来ることでも決断できることでもありません。
ですが仕事に関しての悩みを抱えたままで終わるのではなく、考えて行動することはとても大切なことです。
なのでもしこのままの仕事が嫌だったりしたときは、調べたり考えたり行動してみたりして、より良いキャリアを築いていきましょう!